旅の日
Olá Boa tarde!!!
突然ですが皆さんは、5月16日が何の日かご存知でしょうか?
5月16日は「旅の日」とされています。
これは、松尾芭蕉がおくのほそ道(奥の細道)に旅立った日である1689年5月16日(陰暦元禄2年3月27日)にちなんで、1988年に日本ペンクラブが制定した日です。
当時は、電車も飛行機も車もないため移動手段はもちろん己の足のみです。松尾芭蕉は門人曾良と共に江戸を出発し、奥州、北陸の各地を総距離約600里(約2,400㎞)、約150日かけて巡り、岐阜県の大垣市でその旅を終えました。その旅を表した地図がこちら。

これを歩いて回ったわけですからね。すごい!としか出てこないくらいすごいです(笑)
僕も、2019年の夏に実家のある熊本から群馬県まで約20日、約1300㎞を陸路で各地を回りながら移動しました。人と会う約束がいくつかあったので、公共交通機関を利用しての旅になりましたが、それでもとても大変でした。
それの2倍の距離を、しかも歩いて、、、
想像するだけで気が遠くなりそう、、、
そう考えると、今は車があって電車があって、さらに飛行機があることで世界中にも簡単にいけるようになって、松尾芭蕉の時代からしたら考えられないほど便利な世の中になりましたね。
今回はせっかく旅の日だったということで、旅そのものについての話をしていきたいと思います!!
それではどうぞ!!
今の僕自身が考える「旅行」と「旅」の違い

僕もこのブログの中でもいろんな旅の様子を紹介しているように、それなりに旅をしてきました。
しかし、よく「旅行」と「旅」何が違うのか?という話になったりしますよね。
定義は様々だと思いますが、今の僕の中のイメージだと以下の二つの違いがあるかなと思います。
- トラブル関して
- 目的に関して
まず一つ目が、トラブルに関してです。
旅行=あらかじめ立てた計画通りに進めていって、トラブルが起きたらその価値が下がってしまうもの
旅=あらかじめ計画を立てるのは旅行と同じだが、途中でトラブルが起きたり、予定が変更になっても、むしろそれが旅の価値を高めてくれる場合があるもの
かなと思います。
例えば、みんなと旅行に行って、何か不備があったりで予定していたことが出来なかったとき、すごくショックを受けて、最悪な気持ちになりませんか?
旅においても、もちろんショックを受けることもありますが、むしろそういう経験が面白かったり、旅の価値を高めてくれたりするときもあります。
そう考えると、「旅行」においてはトラブルは起きてはいけないもの、「旅」においてはトラブルは付き物とも言えるかもしれませんね。
二つ目が目的についてです。
旅行=誰かと一緒に思い出を共有したり、疲れをいやしたりすることが目的、
旅=一人で出発してその場その場でいろんな場面や人に出会っていくことが目的
という違いもあるかなと思います。
旅行と聞くと誰かと色んなところを巡って、ちょっといいホテルでくつろいで、というイメージを持たれる方も少ない無いのでは?
一方、旅と聞くと、ちょっと危険があったり、明確な目的があまりないということをイメージされる方もいるのでは?
確かに、慰安旅行はあるけど、慰安旅はありませんよね。
(慰安旅…逆に疲れそう(笑))
それに、「今度の夏休み、旅行に行こう!」と言われることはあっても、「今度の夏休み、旅に行こう!」と言われることはほとんどないですよね。
つまり、どちらも非日常を味わうということは共通していますが、その最終的な目的が全く違うということですね。
このはあくまでも、今現在の僕自身の考えなので、そうじゃないという意見もあると思うし、今後変わっていくこともあると思います。
現時点では、「旅」と「旅行」を明確に区別しているわけではありませんが、場面や目的に応じてそれぞれの楽しみ方をしていくことが大切かなと感じています。
旅と旅行と旅行について、もしみなさんの意見があればコメント欄にコメントください!
自分自身の経験などもあればぜひお聞きしたいです!
今後の旅の目標

以前の投稿でも少し紹介しましたが、自分の旅の原点は小学生の時からの愛読書である社会科の地図帳であり、図書館で読み漁った旅の本や世界の絶景本です。
熊本の片田舎の本当に小さな範囲の中で生活していた僕にとっては、それらの本の情報、様子がとても新鮮で、「いつかは実際にそれらの場所に行って、自分の目で見てみたい」というのがずっと夢でした。
ブラジル留学、そして南米一周バックパック旅は、その夢がかなった瞬間ともいえる経験の一つであり、本当の意味で旅のすばらしさや世界の大きさを実感した瞬間でした。
とはいえ、まだまだ行ったことがない場所があって、見たことのない景色がたくさんあります。
旅に関して、自分にとって1つ目標があって、それは、
死ぬまでに100カ国以上に行くこと
です。
それも、単に行くだけじゃなくて色んな景色や文化を見たり、人と関わったりできたらなと思っています。
今はインターネットが普及して、極端な話、家にいながら映像を見たり、写真を見たりして旅をしたような感じになるのは簡単になりましたよね。
ただ、自分も旅を通して実感しましたが、自分の目で見るのはやっぱり全く別物ですし、その場に行くからこそ感じられることが沢山あります。
多分、僕はその感覚が好きなんだと思います。後は、実際に旅の計画を立てて実行していくのも好きです。なので、旅をするときはできるだけ旅行会社を使わず(ツアーを利用しないと入れないところは使いますが)にまわりたいなと考えています。
これまでは、そのように自分自身の探求心のために旅をするという気持ちのほうが強かったですが、実際に家族や友人に話をするのが楽しいという感覚も生まれてきました。
実家の至る所に僕が色んな旅を通して買ってきたお土産が飾られているんですけど、
以前、母が「自分は仕事があってなかなか色んな所にいけないから、お土産や写真で色んなところの様子を少しでも知れるのは楽しい」と言っていました。
いつかは、そんな母の行きたいところに僕が連れていってあげたいというのも僕の目標の一つです。
代わりにというわけではないですけど、色んなところ行ってそれを家族や友人などに伝えることもできる限りできたらなと思いますし、
このブログの中でも、できる限りの旅の様子も発信して、共有していけたらなと思います。
そして、そうした内容を通して、皆さんが「ここに行ってみたい!」という気持ちになっていただけたら幸いです。子供の頃の僕がそうだったように。
まとめ

今回は、せっかく旅の日だったということで、少し旅に関することを書きました。
これらは、あくまで僕の考えですし、もちろん人それぞれ旅や旅行の楽しみ方はあります。
僕自身、大学で観光についても勉強しましたが、その楽しみ方は無限にあります。
今現在は、すぐに旅ができる状況ではありませんが、僕自身少しずつ色んな国に行って、色んなものを自分の目で見ていければなと思っています。
この状況が収まったら、一人でも、誰かと一緒にでもいいのであなたの旅に出てみてはいかがでしょうか。
それでは今回はこの辺で!
今日はいつもと違ったこの言葉でお別れです!
Boa viagem!!(良い旅を!!)
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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