注)途中で「何の話なんだこれは」となるかもしれません。その時はそこで記事を読むのをやめていただいても大丈夫です。一方、最後まで読み進めていくと、この話の意味が理解できます。
Olá Boa tarde!!!
今年の夏休みは、新型コロナウイルスの影響で例年より10日~3週間ほど短縮されるみたいですね。
僕が住む沖縄県では、夏休みを10日間にする方針だという自治体もあるそう。
ただ、それだけではないため、土曜日の授業を増やしたりして対応する自治体もあるとのこと。
実際には、児童生徒や教職員の負担、予定になかった学校給食を提供できるか、夏場の熱中症対策、塾やクラブ活動との兼ね合いはどうするのかなど今後もすぐに決定、という風にはいかないようです。
少しでも、多くの人が納得できるポイントでの決定になればと願っています。
さて、今回はそれに関連して、僕のブラジル留学中の夏休み(冬休み)の話をしていきたいと思います。
それでは、どうぞ!!
ブラジルの大学の年間スケジュール

ブラジルは日本と違って南半球にある国なので、季節が反対になります。
なので、日本でいう夏休みの時期が冬休み、冬休みの時期が夏休みになります。
学校や年度によって少し長さは変わりますが、僕は以下のような日程で一年間を過ごしました。
- 3月中旬~8月上旬・・・一学期
- ~8月下旬(約二週間)・・・冬休み
- 8月下旬~1月上旬・・・二学期(途中、クリスマス・年末年始休暇約二週間)
- それ以降・・・夏休み(二ヶ月程度)
という日程でした。
あくまでこれは、僕たち日本人留学生の日程です。
こう見ると、意外と長期休みは短めですね。
日本の僕の大学だと、夏休み2ヶ月、冬休み約10日、春休み2ヶ月弱だったので、実は日本にいたときの方が休みが多かったことになります。
それなのに日本の長期休みがあっという間に感じるのは、部活があったり、バイトがあったりして、なんだかんだ忙しいということもあるのかもしれませんね。
トータルで見ると日本より長いですが、
ブラジルでの冬休みの運命的な出会い

「留学中の夏休みとか冬休みは何してたの?」
という質問が聞こえた“気がする”ので勝手に紹介します(笑)
最後の夏休みに関しては、このブログの中で紹介しているように、日本に帰国した2月末まで南米一周バックパック旅をしていました。
クリスマス・年末休暇に関しては、他の日本人留学生とブラジル国内を旅行していました。(その様子はまた別の記事で紹介します)
今回は、残り冬休み(8月)の過ごし方について紹介します。
留学中の冬休みはというと二週間しかなかったので、感覚としては少し長いゴールデンウイークのような感じでした。
そのうち、5日間ぐらいは他の日本人留学生とブラジルの秘境に行っていたんですが(これもまた別の記事で書きますね)、残りの10日間はそんなにやることがなかったですね。
ちょくちょく、市のイベントに行ったり、友達と食事に行ったりはありましたが、それ以外ははっきりいって普通の毎日を過ごしていました。
そんな時、「さすがに短いとはいえせっかくの冬休みはだし、何か新しいこととか身に付けれるものないかな」とぼんやりとアパートのソファーでくつろいでいた矢先、僕は“彼”と目が合いました。
その“彼”というのが、、、
そう、「ルービックキューブ」
そこから彼との長い戦いが始まりました。
ちなみにやり始めたときに建てた目標は
「夏休み中(約一週間)に全面を何も見ずに3分以内でクリアすること」
でした。
その日からというもの、来る日も来る日もYouTubeでルービックキューブ攻略を見ながらひたすらパターンを頭に叩き込んでいきます。
ちなみに、実際僕が見ていた動画がこちら。
複数の動画に分けて説明してくださるので非常にわかりやすいです。
一時期、ルービックキューブを常に持ち歩くほど熱中していました。(もちろん旅行にも持っていきましたよ)
最初こそ、まぐれで出来た3面が最高でしたが、面白いことに少しずつやっていくと動画にないパターンがきても対応できるように!
そして、戦い続けること一週間、、、
ついに!!!



ついに動画を見ずに全面揃いました!!!時間にしたら2分ちょっとぐらいで出来ました。
(何とも分かりにくい写真。。。これならもしかしたら新品を購入して撮ったのかも。。。)
こればっかりは、行程を撮っていなかった僕の責任です。
(まさか、こんな風に紹介するとは思わなかったので、、)
証人は同居していたAさんと他の日本人留学生たちです(笑)
最近はやってないので、まずルービックキューブを買ってからまたチャレンジしようかなと思います。
ルービックキューブは結構暇つぶしにもなるし、熱中できる(僕の場合は)し、頭の体操にもなるのでおすすめです。
ただ、熱中しすぎて友達を失うことだけには気を付けましょう(笑)
まとめ【時間がないからこそ】

ここまでで、冒頭で注意書きしたように投稿閉じてしまった方もいるかもしれませんが、ここからがこの投稿の本題なので、最後まで読んで頂けると幸いです。
何で僕がそれまでほとんど出来なかったことを一週間で出来るようになったかというと。今考えると最初に、一週間という目標を立てたことが良かったのかなと思います。
ここで「まぁ、いつかできたらいいなぁ」だったら完成できなかったかもしれません。
しかし、ほとんどの物事がルービックキューブのように明確なゴールがない場合の方がほとんどです。
ただ、これがダイエットや英語学習だったらと考えると少しは違った見え方ができるのではないでしょうか。
まず、一週間続けることすら難しい。
それは、ゴールがないからです。もしくは、ここまでにこれまでという目標が明確ではないないからとも考えられます。
時間があると、自然と後回しにしたり、二週間後まででいいかとかまだ二週間もあるしという考えになりがちです。
例えば、試験が一か月後にあるのと、一週間後にあるのとでは、勉強時間があるのは断然前者ですよね。でも実際少しずつ試験に向けて勉強なんてできませんよね。
僕も一週間前ぐらいから取り組んでいました。(笑)
時間があるといえば、今回の緊急事態宣言による外出期間ですね。
こうも時間があると、何だかんだ毎日ぼんやりと過ごしてしまった人、逆にこの期間を活かして、新しいことに取り組んだという人もいると思います。
今後、学校や仕事が再開されていくと、その差がはっきりと表れてくるかもしれません。
ぼんやりと過ごしてしまった人が、すごく変化、成長した人に
「休み期間何してたの?」と聞くと、
「いやぁ、毎日ゲームとYouTubeばっかり見てたよ~」と答えるかもしれません。
が、だまされないでください。
その人はいわゆる、
「徹夜で勉強したのにしてないというコソ勉タイプです。」
そんな人を見返すチャンスは短い夏休みです。
そして夏休み明けにこう言ってやりましょう。
「毎日クーラーの効いた部屋で、ゴロゴロしながらゲームとYouTubeばっかりしてたよ」と。(笑)
短い休みで最悪だという気持ちになるかもしれませんが、むしろその状況を逆手にとって、何かにチャレンジしてみたら、その結果に関わらず休み明けに見える景色が変わっているかもしれません。
ちなみに、僕はせっかく身に付けたルービックキューブの腕前を自慢したかったので、日本に帰ってから友達にこの話をしました!
そしたら、友達が
友:「その時間ポルトガル語の勉強した方がよかったんじゃない??」
僕:「・・・」

最後まで読んでいただきありがとうございます。
この投稿が少しでもおもしろかった方はいいね、シェアお願いします。
コメント