考える力
「頭がよくなりたいな」、「もっと頭が良かったら、、」
そんな風に考えたことがある人はいませんか?
では、頭がよくなるためには何をしようと考えますか?
中には、いわゆる学校で学ぶような内容の参考書を買って勉強をしようと考える人もいるでしょう。
あるいは、いわゆる世の中の成功者と呼ばれるような人が書いた本をとにかく読み漁るという人もいるでしょう。
ですが、何でこういう思考になるんでしょうか。
それは、私たちの中で「頭が良い人=成績が良い人」あるいは、「頭が良い人=収入が高い人」
という認識があることが理由の一つとして挙げらます。
しかし、知識を蓄えたり、成功者の考えや経験を知るだけでは、
「頑張ったな」や「凄いな」で終わってしまいます。
これでは本当に頭がいいとは言えませんよね。
というよりも実は既にこの時点で、本当の意味で頭がいい人とそうでない人の差が生まれてしまっているともいえます。
では、そんな本当の意味で頭がよくなる方法。
それは、
考える力を鍛える
ことです。
確かに勉強ができる人は、問題の意図を読み取ったり、頭の中で考え理解する力に長けている部分もあるとは思います。
また、勉強ができるということはその分知識も豊富ということなので、ある意味で頭がいいともいえます。
しかし、どれだけ豊富な知識を持っていても、それを使う力、つまり「考える力」がないとその知識はどんどんなくなってしまいます。
実際に、中学校や高校で習ったこと、身につけた知識の多くを忘れてしまったという人も少なくないはずです。
以前、こんな記事を書きました。
本の虫への道⑤~状況を打開するための「ずるい考え方」~【ロジカルシンキングとラテラルシンキング】
もしまだご覧になっていない方がいればぜひこちらもご覧になっていただきたいのですが、
その中で、僕はロジカルシンキングのAさんとラテラルシンキングのBさんの話をしました。
この話がまさにいい例で、
会社からの評価が良く、会社での評価が高いAさんはいわゆる世間一般にいう「頭がいい人」なのかもしれません。
一方、Bさんは普段からそれほど会社での評価が高いわけではありませんでした。
しかし、結果として成功を収めたのはBさんでした。
その二人の明確な差は何だったのか。
そう、「考える力」が身についていたかどうかです。
普段、私たちはどれだけ考える力を鍛えることが出来ているのでしょうか。
勉強、仕事、部活や習い事、日常生活に至るまで考える機会は沢山あります。
常に頭をフルに使って考え続けましょう!!!
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なんて言われても、
いきなり考えろって言われてもどうやって?
僕はいつも夜ご飯のこと考えてるけど?
考え続けるのって疲れるから嫌だ。
こんな時はどうするか、
そう、
本から学びましょう!!!(笑)
今回紹介する本はこちら!
頭がよくなる思考術-白取晴彦-です。
本の紹介
初めに、簡単に作者と本の内容について簡単に紹介していきます。
この本の著者である白取晴彦さんは、ドイツで哲学や宗教、文学などを学びまし。また、あの100万部を超えるベストセラーの「超訳 ニーチェの言葉」の著者でもあります。
哲学や宗教というと難しいとか、ちょっと現実離れしてるなんて思われる方もいるかもしれません。
確かに本の内容だったり、表現の中には少し難しいと感じるものもありました。
しかし、考える力を鍛える実践的なアドバイスが55のポイントにまとめられていて伝えたい内容ははっきりしています。
それらを通して考える力を鍛える方法であったり、これからの生き方を考えさせられるような本です。
あ、この本を読んで、自然と考える力を使っていましたね(笑)
また、それぞれのアドバイスのほとんどが見開き1ページなので、総ページ数は126pと一般的な哲学に関する本と比べると圧倒的にコンパクトです。
かといって、内容が薄いというわけではなく、数多くの内容を凝縮しているという印象です。
5つのアドバイスについて考える
ここでは、55個のアドバイスから以下の5つについて考えてほしいと思います。
- 16.自分の頭を使え
- 25.結果と報酬を目的にするな
- 42.自分のしたいことをせよ
- 46.感情と自分自身と取り違えるな
- 55.わからないことから逃げるな
ここでは、それぞれのアドバイスの内容については紹介しません。実際に本を読めば分かるかもしれないし、本の中には思い描いていた答えがないかもしれません。
しかし、大事なのは「考える」ということ。
まずはこの5つについて考えてみてください。
確かに、どれだけ考えても答えが出ないときもあるし、考えに考え抜いても、納得いかない結果になってしまうこともあります。
ただ、考えることを止めてしまったら、起伏のない人生になってしまうかもしれません。
もちろん、それも1つの生き方です。
が、もし人生をより良くしたい、せっかくの一度きりの人生だから楽しく生きたい!という方はまず、「考える力」鍛えてみてはいかがでしょうか。
もしかしたら、それによって今まで見えていなかったものが見えて、もっと充実した生活を送ることが出来るかもしれません。
まとめ

今回は、「考える」ということにフォーカスして話を進めてきました。
「考える」と言葉にするのは簡単ですし、「普段から考えてるよ!」という気もします。
しかし、この本を読んで、普段考えているようで、考えていないことが思ったよりたくさんあるなと感じました。
人それぞれ状況は違えど、それぞれに考えるべきことがあると思うので、この記事を通して、改めて身の回りのことを考えるきっかけにしていただけたらと思います。
とはいえ、この本の中にもありますが、時には考えないことも大切です。
私たちの脳も筋肉と同じで、使えばそれだけ疲労がたまりますし、過度な負荷をかけ続けることは逆効果です。
脳にも適度に休息を与えながら、考える力を鍛えて本当の意味で頭を良くしていきましょう!
ちなみに僕は何か常に考え続けていて、僕の脳は常に筋肉痛状態なので、休むことを大切にしていこうと思います。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
それでは今回はこの辺で!Até mais✋
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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