Olá Boa tarde!!!
日常生活の中で、
「頑張れ!」と「一緒に頑張りましょう!」という言葉を(僕自身も含めて)使ったり、耳にしたりすることがあると思います。
しかし、ふと疑問に思ったのが、
自分が好きなことややりたいことをする(している)時に「頑張る」ということは必要なのか。
ということ。
今回は、この辺に関する疑問を、僕自身の体験談とともに解説していきたいと思います。
※この記事のテーマは頑張ることや努力することを否定することではなく、好きなことに熱中することの大切さを伝えることなので、それを前提に読み進めていただければと思います。
「頑張る」という言葉の意味
まず、頑張るという言葉の意味ですが、元々は
「が(我)に張(は)る」という言葉が語源とされていて(※諸説あり)、自分の考えや意見を貫き通すという意味があります。
また、その他にも
- 困難に我慢して努力すること
- ある場所を占めて、その場からじっと動かない
という意味もあります。(参考:https://kotobank.jp/word/%E9%A0%91%E5%BC%B5%E3%82%8B-471275)
「頑張らない」ということ
最初にも述べたように、今回の内容は頑張ることが必要ないということではありません。
ポイントは好きなことをやっている時に頑張るという感覚があるかどうかをです。
先に挙げた頑張るの意味の中に「困難に我慢して努力すること」とありましたが、
好きなことなら我慢しながらすることはほとんどないと思います。
例えば、ゲーム好きはゲームを我慢しながら頑張らないですよね。
それは違うだろ(笑)と思われるかもしれませんが、
例えば、発明家が偉大な発明をしたのは、発明を頑張ったからでしょうか。
周りから見ればそうかもしれませんが、本人にその感覚はほとんどない場合が多いのでは?
トーマス・エジソンの有名な言葉に
「私は失敗などしたことがない。ただ、一万通りの上手くいかない方法を見つけただけだ」
というものがありますが、
周りの人からすると、1万回も頑張ったねと思われるかもしれませんが、本人にとっては自分の好きなことに熱中した結果だといえます。
もちろん、みんながエジソンのような発明家になれるわけではないし、なる必要もないと思いますが、
好きなこと≠頑張ること
ということを、少しでもイメージしていただければと思います。
好きなことを頑張るのではなく、好きなことのために頑張る
とはいえ、好きなことばっかりやっているだけでは生活していけないし、時には頑張らないといけないこともあります。
ここで大事にしてほしいのが、
好きなことを頑張るのではなく、好きなことのために頑張る
例えば、好きなアーティストのライブにいくためにバイトを頑張れたりしますよね?
それと同じで、好きなことを頑張るんじゃなくて、好きなことのために他のことを頑張ることのほうが重要です。
留学するために、アルバイトを頑張ってお金を貯めるとか、行きたい大学に入るために受験勉強を頑張るとかですね。
つまり、やりたいこと(目的や目標)をやる前の段階で頑張るということです。
とはいえ、前提としてやりたいことが見つからないという方もいると思います。
その場合は、まず今頑張っていることを続けてみることです。もしかしたらまだ気づいていないだけでそれが自分のやりたいことかもしれないし、そうじゃなくても、それは自分のやりたいことじゃなかったと気づけます。
そうでなくても、本当にやりたいことはそう簡単に見つかるものでもない場合の方がほとんどだと思います。すぐに見つかったら苦労はしません。
まずは、自分の熱中できるものを探すことが自分のやりたいことを見つける唯一の近道だと思います。
自分自身の体験
言葉で説明するだけでは物足りないと思うので、ここからは僕自身の実体験を二つ紹介しようと思います。
一つ目は僕の大学時代の話です。
僕は大学3年の時、一年間ブラジルに交換留学をしていました。(↓留学に関する記事)
自分でいうのもなんですが、留学に行く前、そして留学当初はとても頑張ってポルトガル語(ブラジルの公用語)の勉強に取り組んでいました。
しかし、途中から「頑張っている」という感覚が少しずつ無くなっていきました。
この時は、勉強量が減ったわけではなく、むしろ授業が増えていたぐらいです。
この時はもちろん深く考えませんでしたが、今考えると僕にとって、ポルトガル語(外国語)を学ぶことが本当にしたいことであり、好きなことだったからだと感じています。
これが、大学のテストや資格試験のためだったら、ここまでは自然と熱中することは出来なかったかもしれないし、まして今みたいにポルトガル語で会話をすることもできなかったかもしれません。
二つ目は、僕のサッカーをしていたころの話です。
特に高校時代の時は、楽しむとか熱中するっていう感覚がなかったかなと思います。
もちろん、サッカー自体は好きでした(今も好きです)が、そこが僕自身が選手としては成長出来なかった部分かなと感じています。
特に、ブラジルに行って、ブラジルのサッカークラブで少しの間手伝いをさせてもらって身をもって「楽しむ」とか「熱中する」ということの大切さを感じました。
ブラジルの選手たちの中には、家族の生活のためにプロを目指す選手も多く、サッカーに対する姿勢が違います。
しかし、同時にサッカーを楽しんでいて、熱中していることも感じました。
まさに、サッカーを頑張っているというより、サッカーに熱中しているという感じでした。
僕とブラジルの選手たちの差や違いは、単に体格やサッカーの技術だけでなく、どれだけ熱中できていたか、言い換えればサッカーが本当にしたいことになっていたかどうかだったとも言えます。
この二つは、あくまで僕自身の経験ですし、一概に共感してもらえる内容ではないと思いますが、
やっぱり好きなこととかやりたいことは、どれだけ熱中できるかだと思いますし、
そこまで到達していないことは、まだ自分のやりたいことになっていないか、本当にやりたいことではないのかもしれません。
繰り返しにはなりますが、頑張るという感覚がない熱中できるもの、もしくは頑張るという感覚が無くなったら、それが本当に自分のやりたいことになると思います。
まとめ「好きこそ物の上手なれ」
今回は、本当に好きなこと=頑張らないでいいこと
について紹介してきました。
なかなか、自分の好きなこととかやりたいことが見つからないという人も少なくないと思います。
特に、高校生や大学生などはそう考える人も多いと思います。僕自身も高校時代、何なら大学一年の時は、ブラジルに留学するなんて考えもしなかったし、明確なやりたいことがあったわけでもありませんでした。
というか、今も「これ」といったやりたいことが決まっているわけでもありません(笑)
ただ、やっぱり留学をして、外国語を学んだり、海外と関わることが自分の好きなことであり、やりたいことだということに気づけたのは自分にとっていい経験でしたし、
そのおかげで、色んな選択肢が持てるようになったのは良かったと実感しています。
好きこそ物の上手なれという言葉がありますが、好きなことは頑張るというより、熱中したり、楽しむ方が意外とうまくいくと思います。
好きなこととかやりたいことが無い、分からないという方は、まず自分の身の回りで頑張っていないけど、熱中できるものを探してみてはどうでしょうか。
もしかしたら、それが自分にとってのやりたいことかもしれません。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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