Olá Boa tarde!!!
ブラジルと言えば、
そう、コーヒーですよね。
ブラジル=コーヒーというイメージの人も少なくないと思います。
しかし、あなたはブラジル人の意外なコーヒー事情についてご存知でしょうか?
今回はそんなブラジルのコーヒー事情について紹介します。コーヒーそのものについてだけではなくブラジルのコーヒーの飲み方などを中心に進めていきたいと思います!
それではどうぞ!!!
目次
意外と知らない?ブラジルのコーヒー事情
コーヒーも激甘
以前、このブログ内でもブラジル人は激甘デザートが大好きだという話をしました。
【衝撃!!】ブラジルの激甘デザート5選!!(※胸やけには注意してね)
実は、それはコーヒーでも例外ではありません。
日本では

やっぱりコーヒーはブラックにかぎるよな
何てジェントルおじさんもいますが、コーヒーの本場では砂糖を大量に入れます。ミルクも入れます。
ブラジル人の中には、日本人がブラックコーヒーを飲む姿を見て
「よくそんな苦いコーヒーを飲めるね」
と思う人もいます。
そう考えると、コーヒーの本場からみるとブラックコーヒーの方が邪道なのかもしれませんね(笑)
暑いのにアイスコーヒーがない
これは僕自身もブラジルに行ってとても驚きました。
日本では、カフェでもレストランでも缶コーヒーでもアイス派だという人も多いですよね。
「仕事の合間に飲む冷たい缶コーヒーが最高うまい!」
なんていう人もいると思いますが、一般的にブラジル人にはその感覚はありません。
ブラジル人にとっては
コーヒー=ホットコーヒー
なんです。
以前、大学で中国人の留学生と話している時に、
中国ではあまり冷たいお茶を飲まないという話を聞きました。
僕たちにとって常識だと思っているアイスコーヒーや冷たいお茶も、場所が違えば非常識になるというわけですね。
とはいえ、ブラジルにスターバックスコーヒーが進出してからは少しずつアイスコーヒーが認知されるようにはなってきているそうです。
しかし、ブラジルのスターバックスの店舗数はまだそれほど多くありません。また、サンパウロやリオデジャネイロといった大都市に集中しているので、ブラジル全土にアイスコーヒーが広まるのには時間がかかりそうです。
豆粒カップでクイっと
ブラジル人は一日で何度もコーヒーを飲みます。
朝食のコーヒー、授業は仕事の合間のコーヒー、昼食後のコーヒー、おやつの時間のコーヒー、夕食後のコーヒー、、、
「何回飲むんや!!!」って感じですよね。
ただ、常にコップやマグカップサイズのコーヒーを飲むわけではありません。ブラジル人がコーヒーを飲むときにつかうカップがこの

豆粒サイズのカップです。その容量50㎖!!!
日本の缶コーヒーだと190~250㎖程度だということを考えると、その量がどれだけ少ないかをイメージしていただけるかと思います。
そんなに少なくて飲んだ気になるの?って感じですが、
全然なります。というよりも、慣れると意外とそのサイズも悪くないなと感じます。
もちろん、ブラジルでも食後にゆっくり飲んだり、カフェでお喋りをしながらゆっくりとコーヒーを味わう習慣はありますし、いついかなる時もこのカップで飲んでいるわけではありません。
ただ、最初に説明したように、ブラジル人の一日でコーヒーを飲む回数は日本人と比べて圧倒的に多いです。
特に短い休み時間やちょっとした隙間時間に、豆粒カップでコーヒーをクイっと飲んで、気持ちを整えるというのがブラジル人の習慣であり、気持ちの切り替えを行う方法ともいえます。
また、ブラジルのレストランにはレジの隣や入り口付近にコーヒーのポットが置いてあって、コーヒーを飲むことが出来ます。もちろん、無料です。
他にも、アパートの共有スペースなどにも置いてあったりして、ブラジル人にとってコーヒーを飲むことは日常の一部、習慣になっていることがうかがえます。
ちなみにブラジルのポルトガル語で朝ごはんは「café da manhã (朝のコーヒー」と言います。
日本の場合は「朝のみそ汁」とでもしておきましょうか(笑)
ブラジルで飲むコーヒーはそれほど質が高くない

え、どういうこと?ブラジルってコーヒー有名なんじゃないの?
と思ったそこのあなた!
それは正解です。
ブラジルでは、温暖な気候、肥沃な土壌のおかげで質の高いコーヒー豆を栽培することが出来ます。
しかし、よく考えてみてください。
質が高いコーヒー=高く売れる
ということです。
つまり、質の高いコーヒー豆の多くが海外に輸出されているんです。
そのため、ブラジルで日常的に飲まれているコーヒーはそれほど質の高くないコーヒー豆を使っていることが多いです。
ということは、日本で普段飲まれているコーヒーの方が質の高いコーヒー豆を使っているということですね。
じゃあ、ブラジルで質の高いコーヒーは飲めないのかというと、そうではありません。が、それなりの値段がします。
私たち日本人も沢山お茶を飲みますが、毎日毎日高級な煎茶を飲むかというとそうではありませんよね。
ブラジル人にとってのコーヒーは日本人にとってのお茶のようなものだと考えるとイメージがしやすいかと思います。
ブラジルコーヒーを飲んでみよう!!
ここまで、ブラジル人のコーヒーの飲み方を紹介してきましたが、
どうですか?ブラジルのコーヒー飲みたくなりませんか?
といってもブラジルまで言ってわざわざ買ってくるのは難しいですし、記事の途中でも説明したように、質の高いコーヒー(豆)の多くは海外に輸出されています。
もちろん、日本も例外ではありません。
そこで、最後に、ブラジルのコーヒーが購入出来る通販サイト2つとブラジル人の間でよく飲まれているコーヒーを紹介します。
普段からご家庭でコーヒーを飲まれる人、普段あまりコーヒーを飲まれない方にもおすすめできる内容なのでぜひご覧ください。
銀座カフェーパウリスタ

コーヒーに詳しい方ならもしかしたらこちらのお店はご存知かもしれません。
僕が紹介する必要もないほどの名店中の名店で、画像にも書かれているように、芥川龍之介やジョンレノン、他にも森鷗外やアインシュタインなども足繫く通っていたそうです。
教科書で見るような偉人たちが愛した味とはいったいどのようなものなのでしょうか。
こちらのサイトでは、そんなカフェーパウリスタで長年にわたり人気No.1を誇る「森のコーヒー」を通常より安く購入することができます。
- 普段から家庭でコーヒーを飲む
- より良質なコーヒーを味わいたい
といった方にお勧めです。
ちなみに、店名の「カフェー(café)」はポルトガル語でコーヒーを指し、「パウリスタ(paulista)」は「サンパウロの(人)」を指します。
名前からもブラジルのコーヒーへのこだわりが感じられますね。
Coffee Soldier

こちらのCoffee soldierはブラジルのコーヒーを専門で扱っているというわけではありませんが、世界各国の良質なコーヒーを扱っているお店です。

こちらのお店のポイントは上記の画像のようにそれぞれのコーヒーを
- 生産国
- 焙煎度
- 酸味
- 風味
の項目で分かりやすく表示してあるところだと思います。
僕もそうですが、コーヒーってたくさん種類があって選ぶのって難しいですよね。
しかし、「結果的にどれも一緒じゃね?」となるのは少しもったいないような気もしませんか?
そんなときにこうした分かりやすい表示があるととても助かると思います。
また、店主の竹元俊一さんは2008年に日本代表としてワールド・バリスタチャンピオンシップという世界大会に出場された経験のある方です。
サイトからはもちろん、各種SNSからも様々な情報を得たり、コーヒーに関することを聞いたり(もちろん節度はしっかりと守りましょう!)できるので、
コーヒーはそれほど詳しくないけど、コーヒーを飲むことは好きだし、出来ればより良質なコーヒーを飲んでみたい!
という方はおすすめです。
また、一つ目に紹介した銀座カフェーパウリスタと違って、定期購入ではないので、せっかくなら色んなコーヒーを味わってみたいという方にもお勧めだと思います。
【コーヒーソルジャ】コーヒー豆の新規購入
ブラジルのスーパーで買えるコーヒー
最後に紹介するのはサイトではないのですが、ブラジルで日常的に飲まれている「カフェピロン」です。
せっかくならブラジルで普段飲まれているコーヒーを飲んでみたい方におすすめです。
ちなみにこのコーヒーは僕が日本の友達へのお土産として購入したものでもあります。
日本のコーヒーと飲み比べてみるのもいいかもしれませんね!!
まとめ
今回はブラジル人のコーヒーの飲み方について紹介しました。
コーヒーの本場ブラジルと日本のコーヒーの飲み方の違いを知っていただけたかなと思います。
同じ飲み物や食べ物でも、国が違えばその味わい方は異なります。
アメリカ人のコーヒーの飲み方、イギリス人のコーヒーの飲み方もまた違うと思います。
こうした食文化から、それぞれの国のことを見ていくのも面白いと思うので、またこのブログ内でも紹介していければと思います。
それでは今回はこの辺で!Até mais✋
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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