Olá Boa tarde!!!
7月1日から全国のスーパーやコンビニエンスストアをはじめとした、レジ袋を提供している全ての小売店でレジ袋の有料化がスタートしました。
経済産業省によると、
普段何気なくもらっているレジ袋を有料化することで、それが本当に必要かを考えていただき、私たちのライフスタイルを見直すきっかけとすることを目的としています。
https://www.meti.go.jp/policy/recycle/plasticbag/plasticbag_top.html
とのこと。
しかし、レジ袋有料化開始以前から賛成、反対それぞれの意見がありました。
では、レジ袋有料化から一週間が経った今、実際にはどのような変化が生まれたのでしょうか。
レジ袋有料化のメリット・デメリットを踏まえた上で、実際にお店ではどのような変化が出てきているのかというのを、
ここ数日のお店の様子から率直な印象を紹介します。
目次
レジ袋有料化のメリット(賛成派の意見)
レジ袋有料化のメリット(賛成意見)としては以下のようなものが挙げられます。
- レジ袋代の節約
- お店側の経費削減
- 無駄なレジ袋の利用が減り、プラゴミの削減⇒環境問題改善
レジ袋代の節約やお店側の経費削減といった、個人やお店側の利点に加えて、
環境問題の改善といった社会全体への良い影響も期待できます。
また、レジ袋のことを意識することで、他の場面でも環境問題に関する意識、
いわゆるエコの意識の向上も期待できます。
「そんな簡単じゃないでしょ、、、」
と思う方もいるかもしれませんが、そういった方に対して逆に質問ですが、
「普段から何か‟エコ”を意識した行動をしてますか?」
全ての人がすんなりと「はい。」と答えれることができるでしょうか。
いきなり、大きいことをするのは難しいと思いますが、
レジ袋有料化にになったこの機会に、マイバッグを持参するように意識して、少しずつ‟エコ”の意識を高めていく
という点でも、十分、レジ袋有料化のメリットはあると思います。
レジ袋有料化のデメリット(反対派の意見)
レジ袋有料化のデメリット(反対意見)としては以下のようなものが挙げられます。
- エコバッグよりもレジ袋のほうが衛生的
- レジ袋はゴミ袋として再利用できる(結果としてビニール袋の購入増加)
- 環境問題とされるプラスチックの海洋ゴミの割合では、ペットボトルやトレイなどの容器の方がポリ袋よりも高い
エコバッグよりもレジ袋のほうが衛生的
一つ目の「レジ袋の方が衛生的」というのは確かに一理あると思います。
実際にレジに立っていると、かなり使い込んだエコバッグを利用されている方などもいて、食品類を入れる場合に関しては、少しこちらも気にしている点でもあります。
また、最近、アメリカなどでは新型コロナウイルスの影響もありエコバッグの利用を控えるように呼びかけるといった傾向もあるようです。
改善策としては、定期的にエコバッグの洗濯、洗い替え用の複数のエコバッグを持つなどが挙げられます。
いくつかのエコバッグを持っておいて、定期的に洗濯をすることはそれほど手間もかからないと思いますし、
エコバッグ自体もそこまで高価なものでもないと思うので、経済的にもそれほどの影響はないと思います。
ちなみに、花王のHPでエコバッグのお手入れ方法と清潔に保つためのコツを紹介しているので、気になる方はこちらの記事をご覧ください。
あなたのエコバッグは洗える?お手入れ方法と清潔に保つ5つの使い方
レジ袋はゴミ袋として再利用できる(結果としてビニール袋の購入増加)
二つ目の「レジ袋はゴミ袋として再利用できる(結果としてビニール袋の購入増加)」についてですが、
この点に関しては一概に賛同できないというのが僕個人としての意見です。
コンビニで商品を購入した際など特にそうですが、おにぎりのフィルムなどをレジ袋に入れて、そのままゴミ箱へという人も少なくないと思います。
一見すると確かにレジ袋の必要性を感じられますが、場合によっては何でもかんでもレジ袋に入れてまとめて捨てるという人もいます。(燃やせるゴミ、缶、ペットボトルなど)
実際に、僕自身もスーパーのゴミ箱に燃えるゴミ、ペットボトルなどをまとめて入れてあるレジ袋を何度も見てきました。
その都度、袋を開けて分別をする必要があるので、結構大変だったりします。
もちろんすべての人がそうしているのではなく、一部の自己中心的な人がやっていることではありますが、環境問題を考える上では、
一部の人の身勝手な行動が、悪影響を与えます。
レジ袋からマイバッグに変えることで、ゴミを捨てる際には少し不便になるかもしれませんが、
一人一人の意識で環境問題を少しでも改善できるなら、マイバッグを持参することぐらいたやすいことではないでしょうか。
海洋ゴミの割合では、ポリ袋よりもペットボトルやトレイなどの容器の割合の方が高い
この点に関してはまず少し論点がずれているように感じます。
割合が低いからといって、0ではないわけですよね?
となると、少しでも環境問題の改善につながる可能性があるなら、取り組み自体を否定する根拠としては弱いのかなと思います。
もちろん、レジ袋をマイバッグに変えるだけで海洋ゴミの問題が完全に解決するわけではありませんが、
一人一人が無駄なプラスチックゴミを出さないように心がけることには意味があると思います。
実際にはどう変わった??
さてここからはこの記事の本題である
「じゃあ、実際はどのような変化があったの?」
という点を実際にスーパーマーケット店員(アルバイト)としての印象を紹介します。
参考までに、僕は大学一年の時からスーパーマーケットでアルバイトをしており、今年で四年目になります。今年度からは他のスーパーマーケット(ディスカウントストア)で働き始めました(6月まではレジ袋が無料でした)
まず、率直な印象としては、
マイバッグを持参する人が確実に増えた
という点です。
以前からマイバックを持参されるお客さんもいらっしゃいましたが、現在は正確な割合は分かりませんが、8~9割の人がマイバッグを持参されている印象です。
また、商品が少ないお客さんなどは、「テープでいいですよ。」と言われるお客さんも増えました。
デメリットや反対の意見も確かにありますが、多くの人が意識してレジ袋を利用しないように心がけているということが見受けられます。
この政策そのものの成果というものは、現時点でははっきりとは言えませんが、少なくとも人々の意識改革には繋がっているということが分かります。
おすすめのエコバッグ
最後に、自分のエコバッグをまだ持っていないという方や、せっかくならエコバッグにもこだわりたいという方にいくつかのおすすめのエコバッグを紹介します。
今後の‟マイバッグ生活”の参考になれば幸いです。
マーナ シュパット コンパクトバッグ
こちらは、NHKの「あさイチ」やTBSの「坂上&指原のつぶれない店」などでも紹介されたのでご存知の方もいるかもしれません。
レジかごにかけられる程の大容量でありながら、簡単にたためて、コンパクトに持ち運びできるという点がおすすめのポイントです。
デザインも豊富なのでプレゼントにしてもいいかもしれませんね。
コンビニサイズの小さめポケットエコバッグ
こちらはコンビニをよく利用される方におすすめのエコバッグです。
エコバッグあるあるとして、
形が決まっているから、お弁当などが斜めになってしまう
ということがあるかと思います。
しかし、このエコバッグはマチが広めに作られているので、お弁当も斜めになることなく入れることが出来ます。
また、コンパクトにたためることはもちろん、それに加えて撥水性のある生地で作られているのもおすすめポイントです。
容量自体はそれほど多くはないので、あくまでコンビニでの買い物など用のサブエコバッグとして、
かばんや車に入れておくといいかもしれません。
MOTTERU エコバッグ
こちらは、一度に多くの買い物をされる方におすすめのエコバッグです。
このエコバッグのポイントはその容量です。
30Lの容量なので、まとめて沢山のものを購入される方も安心です。
加えて、バックの内側に保冷機能が付いているので、アイスなどを購入する機会が増えるであろうこれからの季節にもおすすめです。
見た目もエコバックに見えないデザインで、少しでもエコバッグにこだわりたいという方にもおすすめかと思います。
ちなみに、レジ店員としては、かごにかけられるタイプだと、そのまま商品を入れられて、
セルフ袋詰めが増えている今日においては、お互いに余分な手間が省けるのでおすすめです。
まとめ
レジ袋有料化に対しては賛否両論あるとは思いますが、レジ袋有料化に反対の人も場面に応じて、レジ袋とエコバッグを使い分けたり、
レジ袋有料化に賛成でマイバッグを利用される方も。衛生面、機能面などを踏まえてマイバッグを使い分けるというのも大切になってくると思います。
とはいえ、これからは「一人一つマイバッグを持つ時代」になっていくと思うので、マイバッグにこだわりを持つようになっていくかもしれませんね。
それでは今回はこの辺で!Até mais✋
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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