- 寝ても寝ても疲れが取れない
- 十分な睡眠時間を取りたいけど、生活スタイル上難しい
- 短い時間でも質の高い睡眠をしたい
こんなお悩みに答えます。
世界一の「睡眠不足大国」は日本?
Olá Boa tarde!!!
睡眠負債という言葉が2017 ユーキャン新語・流行語大賞に選ばれたように、
日本人にとって睡眠不足は大きな生活における問題の1つになっているとも言えます。
また、経済協力開発機構(OECD)による平均睡眠時間の調査(Gender Data Portal 2019)によると、
日本人の平均睡眠時間は、イギリスやアメリカといったその他の先進国に比べて、約一時間も短く加盟国の中では最下位の時間となっており、
日本は世界一の睡眠不足大国とも言えます。
主な要因としては、
働きすぎ、通勤時間の長さ、スマホ利用時間の増加などが挙げられます。
一般的に、人間に必要な睡眠時間は8時間と言われたりします。
多くの人は「実生活の中で8時間の睡眠時間を確保するのは簡単なことではない」と思っていませんか?
しかし、実際の日本人の平均睡眠時間はというと、
睡眠時間はそれほど重要ではない?
一日に必要な睡眠時間は8時間だという話をしましたが、
それに近い時間睡眠をしている日本人の多くが睡眠不足を感じているのはなぜでしょうか?
それは、睡眠時間は意識するものの、睡眠の”質”をそれほど意識していないからかもしれません。
ここで、1つの例を挙げてみます。
一日の睡眠時間が8時間のAさん
と、
一日の睡眠時間5時間のBさん
どちらが睡眠不足な人だと思いますか?
たいていの人は、睡眠時間が短いBさんが睡眠不足だと思うでしょう。
少なくとも僕はそう思います(笑)
では、これではどうでしょう。
一日8時間の”浅い”睡眠のAさん
と
一日5時間の”深い”睡眠のBさん
これだと、確かに睡眠時間が長いのはAさんだけど、なんとなくBさんの方がしっかりと休養が取れているように見えます。
確かに睡眠時間は重要ですが、浅い眠りを何時間しても、疲れを十分にとることはできません。
みなさんの中に、週末に寝だめをしたことがある人も少なくないとは思います。
しかし、実際に普段よりも疲れが取れたかというと、案外取れていなかったりしますよね。
むしろ、逆に「寝過ぎて疲れた」なんてことも。
その点からも
十分な睡眠時間=十分に疲れが取れる
ということではないということが分かるかと思います。
大切なのは睡眠時間よりも睡眠の”質”
睡眠不足を解消する方法、それは
睡眠の”質”を高めることです。
睡眠の質を高めるというと、とても抽象的な表現ではありますが、
実際に短い睡眠時間でも一日を通して集中力が高く、仕事や勉強などで高いパフォーマンスを発揮しているひとも少なくありません。
そうした人の中には、少ない睡眠時間でも十分だという、いわゆるショートスリーパーと呼ばれる人もいます。
しかし、世の中のショートスリーパーの割合は5~10%と言われており、全員が全員そういうわけではありません。
では、睡眠時間が短くても高いパフォーマンスを発揮できる人と、睡眠不足を感じる人の絶対的な違いは何かというと、
睡眠の質です。
この記事の途中でも紹介したように、いくら睡眠時間を確保しても、その睡眠の質が低いと、十分に疲れを取ることは出来ません。
しかし、逆に言えば、睡眠の質を高めることが出来れば、短い睡眠時間でも十分に疲れを取ることができ、
日々の生活においても高いパフォーマンスを発揮出来るようになるとも言えます。
睡眠の質を高める「濃縮睡眠」
最後に、では実際にどうしたら睡眠の質を高めることができるのかという点に関して1つの本を紹介します。
それがこちらの
この本は睡眠セラピストである松本美栄(まつもとみえ)さんが書かれた本で、
実際に自分自身が睡眠不足になって体調を崩した経験から、
自分自身で様々な実験をして、編み出した睡眠の効率を高め、短時間で疲れを取る方法「濃縮睡眠」についての本です。
ここまで聞くと何か凄いことをしないといけないきつい方法のように聞こえるかもしれませんが、
本の中では、ほんの数分の行動を毎日、あるいは一週間に数回の週間にすることで、
睡眠の質を高める方法が紹介されています。
こうした少しの習慣を続けることで、短い睡眠時間でも十分に疲れを取り、毎日の生活における睡眠不足解消につながります。
しかし、ここで1つ注意していただきたいのが、
「濃縮睡眠」は単に睡眠時間を短くする方法ではないということです。
実際に著者の松本美恵さんは、
「濃縮睡眠」は「入眠から30分以内に、最も深いレベルのノンレム睡眠状態に入って、一定時間深い眠りの状態を維持した睡眠」を目指すもの。
出典:松本美栄「誰でも簡単に疲れない体が手に入る濃縮睡眠メソッド」p.63
と述べています。
人によっては、一日5時間睡眠でも大丈夫という人もいれば、一日8時間は寝ないといけないという人もいます。
ここまで繰り返し述べてきたように、大切なのは、
それぞれにとってベストな睡眠時間の中で、より睡眠の質を高めていくことです。
そして、その中で結果的に睡眠時間が短くなったというなら、
それは、睡眠の質が向上している証拠ともとることが出来ます。
いずれにせよ、
それぞれの睡眠不足に悩んでいる人は、この本を一読してみて、
自分に合った方法を見つけてみるというのもいいかもしれませんね。
まとめ
今回は、【睡眠不足の方必読】睡眠の質を高めて睡眠不足解消!「濃縮睡眠」とは?について紹介しました。
睡眠は私たちが生活していく中で必要不可欠なことの一つです。
ただ、実際には僕も含めて睡眠の”質”について深く考えるということはあまり多くないのではないでしょうか。
僕自身も濃縮睡眠の本を読んで、改めて自分自身の睡眠習慣について深く考えるようになりました。
この記事を読んでいる方にも、この記事を通して、自分自身の睡眠習慣を見直すきっかけになっていただければ幸いです。
それでは今回はこの辺で!Até mais✋
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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