Olá Boa tarde!!!
突然ですが、「先輩」と聞いて誰を思い浮かべますか??
学校の先輩、部活の先輩、職場の先輩、あるいは自分より年上の方に対して人生の先輩なんて言葉を使ったりすることもあります。
しかし、この世の中には私たち人間より5億年も先輩の生き物がいることをご存知でしょうか?
それが、今回紹介する本のタイトルにもある
「虫」です。
日頃、私たちが生きているこの世の中を生き抜くヒントを
この本の中には、僕たちが“ムシ”できない話が盛り沢山なので、もし良かったらご覧ください!!
もちろん、その前にこの記事も最後まで読んで頂けると僕が喜びますので、もし良かったら人助けと思ってご覧いただけると幸いです!!(笑)
それでは虫の世界へ
Vamos(行こう)!!!
本の紹介
「もしも虫と話せたら」
このタイトルを見て、何かファンタジーの本かなと思われた方もいらっしゃるかと思いますが、よく見ると実はこの本、啓発書なんです。
本の帯には、
「人から学ぶな。虫から学べ。昆虫に生き方を学ぶ啓発書」
と書かれています。
タイトルとこの帯を見て、僕はいわゆるジャケ買いをしました。(笑)
簡単に本の内容を紹介すると、
『本の主人公は職場の人間関係に悩む「夏田太郎(29歳)」。そんな太郎は、お盆休みを利用し実家に帰り、子ども時代によく行っていた雑木林へ行きます。すると、そこでしゃべる昆虫たちと出会います。そのしゃべる昆虫たちは、生きづらいこの世の中の生き方を、昆虫たちの生態、いわゆる自然の鉄則と照らし合わせながら、太郎に教えてくれる』
というのがこの本の大まかな流れです。
これだけ聞くと「やっぱりファンタジーじゃねぇか!」と思われるかもしれませんが、
読み進めていくとそんな最初の印象がガラッと変わります。
良い意味で裏切られるそんな内容になっています。
「虫から学ぶ」
そんな学び方が新しくてとても新鮮な感覚を感じられる、そんな一冊になっています。
この本のココがポイント
虫の生き方から世の中を生き抜く方法を学ぶ
私たち人間は、まるでこの世の中で最も繫栄しているようですが、冒頭でも紹介したように虫は人類が誕生する5億年も前から地球に生息しています。
もちろんその数も桁違いです。
私たち哺乳類は地球上に約5500種見つかっているとされていますが、一方で、昆虫は世界で約100万種見つかっているとされています。
【参考】ライフコラム 子どもの学び 地球上に動物は全部で何種類いるの?
私たち人間に人間の世界があるように、虫にも虫の世界があります。
そして、私たちの社会に様々な問題や悩みが存在するように、虫の社会にも様々な問題や悩みが存在しています。
人間と虫では全く違う問題や悩みがあると思っていませんか??
確かに、人間の生きる世界と虫の世界は大きく異なります。しかし、形が違うだけで実は似たような物事が存在します。
そして、人間に問題解決策があるように、虫にも問題解決策があります。
この本の面白いポイントはその二つを絶妙に照らし合わせながら世の中を生き抜く方法を学ぶことが出来る点です。
本の中では15種類の虫が、それぞれの世の中を生き抜く方法を教えてくれます。全てが主人公の太郎と虫の会話文になっているので、
非常に読みやすく、あっという間に読み終わってしまって、「もっと読みたい!」と思うような一冊になっています。
ちなみに、本の中では「ムシできないコラム」と題して、昆虫の生態に関する豆知識なども紹介してあるので、そうした点でも学びを深めることが出来ます。
この本を読み終わったころには、虫博士に近づいていること間違いなし!!!
心を惹かれるイラストたち
この本の二つ目のポイントは、そのどこか心惹かれる虫のイラストたちです。
「虫」に対して苦手意識を持つ人も少なくないと思います。
しかし、そんな方もご安心を!!!
この本には、実際の虫は一切出てきません。正確にいうと虫をすべてイラストで表しています。
そのイラストを描いているのが、「じゅえき太郎」さんという方です。
じゅえき太郎さんの虫のイラストは、
それぞれの虫の特徴をしっかりと捉えながらも、見れば見るほど心が癒される
そんなイラストだと感じました。
実は、かく言う僕自身も虫は苦手な方です💦
小さい頃は、夏休みのラジオ体操の後近所の森にカブトムシやクワガタを採りに行っていましたが、多分今は出来ないかもしれません(笑)
そんな僕が、本を読み進めるうちにどんどんその虫たちに惹かれていき、虫への興味も深まりました。
この機会にじゅえき太郎さんの他の本も読んでみようかと思います。
このように、じゅえき太郎さんの昆虫のイラストの世界観もこの本のおすすめポイントの一つです!
虫が好きな方も、虫がちょっと苦手だという方も虫がもっと好きになる。
かもしれませんね。
まとめ
今回は、『もしも虫と話せたら』という本を紹介しました。
世の中生きていると色んな壁にぶつかったり、悩みが生まれたりすることもあります。
そんな時に周りの人にアドバイスをもらったり、話を聞いてもらうこともあると思います。
ただ、そんな時に
「もしも虫と話せたら?」
大事なことは虫たちが教えてくれるかもしれませんね。
この本のラストにある一枚のイラストが書かれています。
この本を読み進めていって、そのイラストを見ることで、何か感じることが必ずあると思うので、
悩みを抱えている方はもちろん、そうでない方ももし良かったら一読ください。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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